人が何かを欲しいと思う時
ふとかに不足していると思い込んでいる時
そういった時には根底に自分への無価値観が存在しています。
- 素敵な恋人がいない私は完璧でない
- つまらない仕事を毎日繰り返している自分は冴えない
などの思い込みです。
これは、今より素敵な恋人や生活ができれば解消するものではありません。
根底にある自分への無価値観をなくさないとどんな自分でも足りないことを見つけ出します。
自分に無価値感があると気づいたら、その無価値観を書き出してください。
そして、その一つ一つにたいして、その出来事があったから得た考え方やスキルを書き出してください。
そうすると、無価値観を感じる自分の状況や出来事は、ネガティブな出来事なのではなく、ただの出来事であることがわかってきます。
ただの出来事に自分がネガティブなフィルターを通して出来事を判断していたんだなと感じることができます。
同時に自分の今持っているものを書き出してください。
- 貯金口座に1000円もお金がある
- 寝るためのお布団がある
こうした「そんなんじゃ生きていけないじゃん」とおもう小さなことを書き出してください。
そんなものだけあっても足りない!
と思う人、それがなくなったらどうするんですか?困りますよね。
- 屋根のないところで布団なしで夜を過ごす
- 貯金が尽きた
そうなったときにはじめて、口座に合った1000円や部屋でベッドで寝れたことを感謝するんでは遅いです。
今持っているたくさんのものを書き出しましょう。
不足感をとらえがちな人は物事のネガティブな面にフォーカスすることが得意です。
これは長所でもあります。
なぜなら不足感こそが人類を発展させたからです。
「もっとこうだったらいいな」のPDCAの繰り返しで人類は発展してきました。
だから今まではネガティブにフォーカスして改善することが必要でした。
そもそもPDCAじたいが物事のネガティブな面を解消して良化させていく行為ですよね。
なのでネガティブにフォーカスすることは大事なスキルとも言えます。
自分の存在価値と出来事のネガティブな面とまったく関連付づけないでとらえられる人はネガティブを改善点として試行錯誤のタネにできます。
一方で、自分の存在価値がわからず苦しい人は、ただの出来事と自分の存在価値を結びつけてしまい苦しいです。そんな人はネガティブによって得たものと、今自分が持っているものを書き出すことをしてみてください。
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無価値観とはなんなのかを頭で理解し、その解消を心で実感できるメソッドです。
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