日常生活でネガティブな感情を持った時
それはチャンスです。
そんな時は自分の要らないブロックを手放すきっかけだからです。
具体的な内観のやり方をお伝えします。
内観のやり方
身近な人間関係でネガティブな感情を持ったときを例にして説明します。
その感情を突き詰めてみると、幼少期の記憶にたどり着くことがあります。
例えば
恋人からLINEがなかなか返ってこない
この出来事に不満を持ったとします。
↓
どんな気持ちか感じます。
↓
「むかつく」という気持ちがあったとします。
↓
何にむかついているかを丁寧に考えます。
- 自分がないがしろにされている悲しみがある
- 大切にされていない悲しみ
- 自分を尊重してもらえない怒り
- 愛されていないのではないかという不安
深掘りするとこういった感情があると気づきます。
↓
その感情を自覚しておきます。
ひとまず、自分の中に
- 他人に尊重されたい
- 大切にされたい
という願望があることを頭の片隅にピンでとめておきます。
その後、普通に生活していると、
ふとした瞬間に、幼少期の記憶が蘇ることがあります。
- 自分の誕生日なのに親戚の集まりに行き、祖母を接待しなければならなかった
- 幼少期に長兄が帰ってくるまでご飯が食べれなかった
- 立派なおもちゃや豪華なケーキなどは、長兄が手をつけた後にしか受け取れなかった
こんな感じで、尊重されなかった、優先してもらえなかったという幼少期の経験が蘇ってくることがあります。
ここに気づくことが大切です。
気づいた後は、
- 癒す
- 手放す
など、好きな手段で対処します。
幼少期の傷を癒す方法は、様々あります。
インナーチャイルドとかが代表的な手段かと思います。
ただ、幼少期の傷やブロックは、自覚することで半分は消えかかっているとも言います。
つまり、気づくだけでも充分ということです。
1つの出来事で出てきた感情を紐解いてみると、幼少期に持った感情がそのまま引き継がれているケースがあると気付きます。
つまり、今起きた出来事に対して感情を持っているのではなく、もともと持っていた感情が今起きた出来事をきっかけに湧き出していると捉えることもできます。
まとめ
ここに気づくと、日常的に感情を揺さぶられることが少なくなります。
そうすると、今までより落ち着いて1日を過ごせるようになります。
結果、あらゆる行動のパフォーマンスを上げることができます。
日常生活でネガティブな感情が出てきた時は、自分の深いところにある感情に気づくチャンスです。
- あいつのせいだからこなった!と怒りを覚えやすい
- お金がないせいで○○だ
と、原因を外に求めて感情を揺さぶられやすい人は、ぜひ試してみてください。
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