話を聞いてくれるだけでいいのに…相談の罠
悩みを人に相談することもありますよね。
「話を聞いてもらえるだけでホッとする」
わかります。
大切な人に優しく話を聞いてもらって声をかけてもらうだけで安心したり、気が晴れますよね。
そんな姿勢のあなたの潜在意識の目的はなんでしょうか?
実は、悩みが解決することではありません。
この時、潜在意識的な目的は、悩みが解決するよりも、自分の話を聞いてくれる「相手が欲しい」と望んでいます。
悩みがあれば、誰かが私の話を聞いてくれる。私の相手をしてくれる。その時だけは、依存が許される。だから、話を聞いてくれる相手を確保しておくために、常に私は悩みを抱えていなければならない。
あなたの深層ではそんな風に考えています。
ぞっとしますね。
このメンタルは、
相手の迷惑になることはもちろんです。
そして何よりも、あなたにとっても不都合が潜んでいます。
人と親密になるには、私は幸せであってはならないという前提があるからです。
悩みがなくなれば、その人との関係が切れてしまうと心の奥底では定義づけています。
そして、無意識のうちに、次から次へと悩みを作り出しています。
かまちょをかましている時、
相手の負担になっていることはもちろん自覚する必要があります。
それだけでなく、自分の気持ちにも焦点を当ててください。
自分を哀れみ、惨めな気持ちを体感しているはずです。
この時、自分を愛しているといえるでしょうか?
相談ジプシーになっている時
話を聞いてもらってスッキリしている時
自分の中に被害者ポジションを確保したい願望があることを自覚してみてください。
自覚した後は、手放したり癒したり、対処方法はさまざまあります。
しかし、まず自覚するだけでも充分です。