相手に対して、不満が募り、相手が変わってくれたらいいのにと思うことはありませんか。
- 夫があまり話を聞いてくれない
- 思うように家事も手伝ってくれない
- 私ばっかり頑張っている
「ねえねえもう少し家事とかやって欲しい」
「言ってくれればやるよ、後でやろうと思ってた」
「(今やって欲しいのに)」
「なんでいつもそうなの!?私の話をちゃんと聞いてよ」
「…(黙る)」
この時、2人の間ではコントロールドラマが展開されています。
人間関係に不満を抱えている。
そんな時の自分の思考を分析するヒントになる書籍の紹介です。
参考リンク:聖なる予言
聖なる予言に書かれていること
『聖なる予言』(ジェームズ・レッドフィールド/キャロル・アドリエンヌ著)1994年
この本の中にコントロールドラマという概念が出てきます。
コントロールドラマとは、他人とのコミュニケーションにおいて、エネルギーを得るためにほとんど無意識のうちに演じてしまう行動や言葉のパターンです。
聖なる予言には、コントロールドラマを手放すことの必要性が書かれています。
代わりに、宇宙と繋がって宇宙からエネルギーを得ることが必要と書かれています。
コントロールドラマ
4つのコントロールドラマを説明します。
脅迫者
怒り、拒絶、利己的、暴力、怖がらせる、拒否されたと思わせる。誰も自分にかまってくれない。
被害者
私は十分やっている。私は被害者。疲れた。相手に罪悪感を抱かせる。気に留めてもらいたい。
尋問者
あなたはなぜ○○なんだ?ほらやっぱりあなたは間違っている。見張られていると相手に感じさせる。間違っていると思わせる。
子供の時に褒められたことがない。
傍観者
まだ準備ができていない。充分ではない。わからない。多分。自分を信じていない。私が何か悪いことをしたというのか?
役割はいつも同じではなく、相手や現象によって4つのどれかを使い分けています。
ただし、自分がより多く演じる役割、陥りがちな傾向があります。
潜在意識を書き換えるために
ドラマから抜け出し、他人からエネルギーを奪うことを辞めないと、潜在意識と上手に繋がることができません。
ドラマを演じている最中は、思考で生み出した感情に支配されているからです。
まずは自分がコミュニケーションにおいて
どの役割を演じているか、気づくことが大切です。
どうにかする前に、まず気づく。
まとめ
コントロールドラマについては『聖なる予言』(ジェームズ・レッドフィールド/キャロル・アドリエンヌ著)という小説で学びました。
ペルーを舞台にした冒険小説の形をとりながら、スピリチュアルの覚醒について段階を踏んで説明しています。
シンクロニシティから始まって、人が覚醒すると最終的にどうなるかまでが書かれています。
人類の覚醒が進むと、生存のための技術的手段は完全に自動化されます。
人々はその代わりに、自己の成長へと焦点を向け始める。
と最終章で述べています。
1994年に出版された本ですが、あらゆる技術は自動化されるとか、現在の状況に当てはまっていますよね。
自動化が進むと人々は自己啓発に目を向けるそうです。
私もそんな1人です。
4つのコントロールドラマをもっと知りたい方は、聖なる予言を読んでみてください。
参考リンク:聖なる予言